漬物石がない時はどうする?代用品と使い方まとめ

おうちで漬物を作ろうとして
「漬物石、ないなあ…」と
困った経験はありませんか?

最近では、
ビニール袋やジッパー袋を使った
簡単な漬物レシピも増えていますが、
昔ながらのしっかり押しを効かせる漬物には
やはり重しが欠かせません。

とはいえ、
わざわざ専用の漬物石を
買い足すのはハードルが高いですよね。

そこでこの記事では、
漬物石がない時の代用方法を紹介しながら、
そもそもなぜ必要なのか、
どんなものが適しているのかを
わかりやすく解説していきます。

漬物石ってそもそも必要?

まずは基本から確認しましょう。

漬物石の役割
「野菜から水分をしっかり出すこと」。

重さによって圧力をかけ、
野菜が空気に触れずに
漬かるようにするためのものです。

これが不十分だと、
水が上がってこなかったり
味がなじまなかったりすることも。

重しの力で空気を抜くことが、
おいしい漬物を作るポイント。

どれくらいの重さが必要?

漬ける野菜の量や種類によって、
適した重さは変わります。

ざっくりとした目安としては、
以下のようになります。

漬けるもの 目安の重し
白菜・大根など 野菜の重さの約1.5倍
きゅうり・なすなど 野菜の重さの約1倍
浅漬け(短時間) 野菜の重さの0.5〜1倍

たとえば、
1kgの白菜を漬けるなら、
1.5kgほどの重しが理想です。

でも、
漬物石をわざわざ買うのはちょっと…。

そんなときに役立つのが、
家にある身近なものの代用アイデアです。

水を入れた袋やペットボトルなど、
工夫次第で重しは代用できます。

次のパートでは、
漬物石のおすすめ代用品
その使い方を紹介していきます。

漬物石がないときの代用品とは?

ここからは、
おうちにあるもので代用できる
漬物石のアイデア7選を紹介します。

それぞれの特徴や注意点も
あわせてチェックしてみてください。

① 水を入れたジップ袋

最も手軽で定番の方法です。

水を入れたジップ付き袋を
タッパーの上にのせて重しにします。

漬け具合に合わせて
水の量を調整できるのも◎

② ペットボトル

1〜2Lのペットボトルに
水や砂を入れて使用。

立てて使えばしっかり重さが出せます。

キャップをしっかり閉めておくのがポイント。

③ 缶詰や瓶詰

キッチンの棚にある缶詰も
意外と使えます。

安定性があるので、
中サイズの容器向け。

瓶詰め商品も同様にOKですが、
落下にはご注意を。

④ お米や砂糖の袋

未開封の食品袋(1〜2kg)を
袋ごと重しに使う方法も。

タオルなどで包んで使えば
袋の汚れも防げます。

注意
袋の上に物を置くときは、
やわらかい面や傷に注意してください。

⑤ 平皿+重いお皿

漬けたい野菜の上に
平皿を1枚のせ
その上にもう1枚
重めの皿や小鍋をのせる方法です。

手軽ですが、バランスが崩れないように注意。

⑥ 石やレンガ(清潔にすればOK)

ベランダや庭にある
平たい石やレンガ
実は本格的な代用品。

ただし、洗浄・熱湯消毒をして
ビニールやラップに包んでから使用します。

⑦ 重めの調理器具(鍋・土鍋など)

鍋や土鍋をそのまま重しとして
使う方法もあります。

サイズと形状によっては
漬物容器にぴったりはまる場合も。

鍋は底が安定しているものを選ぶと安心です。

どれを選べばいい?

迷ったときは以下のポイントで
考えてみましょう。

① きちんと重さがあること

② 中の汁に触れない工夫ができること

③ バランスよく置ける形状であること

見た目は少しラフでも、
清潔で安定していれば代用OKです。

次回のパートでは、
漬物石そのものを選ぶときのポイントや、
使う際の注意点を紹介していきます。

漬物石を選ぶときのポイント

代用品での漬物づくりに慣れてきたら、
専用の漬物石を使ってみたい
という方もいるかもしれません。

ここでは、
漬物石を選ぶときの
ポイントを紹介します。

① 重さが適しているか

浅漬けや軽い野菜なら
1kg程度でOKですが、
白菜や大根などの
本格漬けには1.5〜2kg以上がおすすめ。

使う容器のサイズにも
合うか確認しましょう。

② 材質で選ぶ

昔ながらの石製は重くて安定感があり、
プラスチック製は軽くて扱いやすいです。

最近では
陶器製や鋳物タイプもあります。

毎回しっかり洗って、
清潔に保てるかも大事なポイントです。

③ 置きやすい形状か

丸型や平型など、
使う容器に対して
安定して置ける形かどうかも見逃せません。

浅めの容器には
平らな石が向いています。

売場で迷ったら「取り出しやすさ」や
「洗いやすさ」も基準にすると◎

使うときの注意点

① 清潔さを保つ

何より大事なのが衛生面

使い終わったあとは
必ず洗って乾かすようにしましょう。

② 直接触れない工夫を

漬物石が野菜に直接触れないように、
ラップや袋を挟むと
汚れにくくなります。

特に石やレンガなどは
包んでから使うのが基本です。

③ 置いたあとは安定確認

ぐらつきがあると
汁がこぼれたり倒れたりすることも。

最後にグッと押して安定感を確認するのがコツです。

注意
ガラス瓶や陶器に重い石をのせる場合は、
底抜けや破損に注意してください。

まとめ

漬物石がなくても、
おうちにあるものを使って
美味しい漬物は作れます。

水を入れた袋や
ペットボトル、鍋などを使えば、
しっかり代用できます。

それでも本格的にやってみたくなったら、
自分に合った漬物石
選んでみるのもおすすめです。

大切なのは
安心して続けられる方法
見つけること。

ちょっとした工夫で、
毎日のごはんが
ぐっと楽しくなりますように。

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