最近よく見かける大豆ミートと高野豆腐。
どちらも植物性のたんぱく源ですが、
実は作り方も使い方もかなり違います。
原料と製法のちがい
どちらも大豆が原料ですが、
そこからの加工法に大きな差があります。
項目 | 大豆ミート | 高野豆腐 |
---|---|---|
原料 | 脱脂大豆 | 豆腐 |
製法 | 加圧・乾燥などの加工 | 凍結→乾燥 |
形状 | ミンチ・ブロックなど | スポンジ状の四角 |
つまり、大豆ミートは
肉の代用品として進化した食品で、
高野豆腐は保存食としての豆腐がベース。
食感や使い道も全然違う
大豆ミートは炒め物やそぼろにぴったり。
一方の高野豆腐は、
味をしみこませる煮物が定番です。
✔ Check Point
大豆ミートは洋食やアジア料理に。
高野豆腐は和食に合いやすいです。
戻し方にも違いがある?
大豆ミートの戻し方
① ぬるま湯または水に10〜15分つける
② 水気をしっかりしぼる
これでひき肉のような使い方が可能になります。
高野豆腐の戻し方
① ぬるめのお湯に15分程度つける
② 手で軽くしぼってから出汁で煮含める
味をしみこませることで、
とてもやわらかく美味しくなります。
💡 高野豆腐は先に切ってから戻すと、
均一に戻りやすくなります。
どちらを選べばいい?
料理の目的や風味によって、
使い分けるのがベストです。
肉代わりに使いたいなら
大豆ミート。
やさしい煮物にしたいなら
高野豆腐。
⚠ 注意
どちらも水分をよく吸うので、
味つけはしっかりと。
あとがき
どちらも栄養たっぷりで、
保存もきく便利な食材です。
「お肉のかわりに」という視点で、
試してみると楽しみが広がります。
いつものメニューを
ちょっとヘルシーに。
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