冷凍庫の中に入っているはずのアイスが、
気づいたらふにゃふにゃに溶けていた。
お肉も野菜もちゃんと凍っているのに、
なぜアイスだけが溶けてしまうのでしょうか?
実はこれ、家庭用冷凍庫では
意外とよくある現象です。
今回はその原因と
すぐできる対策をわかりやすく解説していきます。
アイスが溶けやすい理由
アイスだけが溶けてしまう主な理由は、
以下のようなものがあります。
アイスは他の冷凍食品よりも温度変化に弱く、
開閉の影響を受けやすい食品です。
温度 | アイスの状態 |
---|---|
−18℃以下 | しっかり凍結 |
−12℃〜−15℃ | やや柔らかい |
−10℃以上 | 溶け始める |
庫内の位置も影響あり
冷凍庫の中でも、
扉付近や上段はやや温度が高くなりがちです。
ドアを開けるたびに冷気が逃げ、
特にアイスのように溶けやすい食品には影響大。
アイスの構造が理由になることも
アイスは乳脂肪や糖分が多く、
水よりも溶けやすい特性があります。
そのため、冷凍庫の温度が少し上がるだけでも、
アイスだけが先に溶けるというわけです。
冷凍庫でアイスを溶かさないための対処法
では、アイスをしっかり冷やしたまま保つには
どうすればよいのでしょうか。
① アイスの置き場所を見直す
冷凍庫の中でも
最も温度が安定しているのは奥の下段です。
アイスはなるべく奥にしまいましょう。
ドアポケットや手前の棚は、
温度が変動しやすいので避けましょう。
② 冷凍庫の開閉時間を短くする
何度も開け閉めをすると、
冷気が外に逃げてしまいます。
1回の開閉はできるだけ短くして、
庫内の温度を安定させましょう。
③ パッキンと霜のチェック
パッキンが緩んでいたり、
霜がつきすぎていると冷気がうまく循環しません。
定期的に庫内を掃除し、
パッキンのゆるみ・汚れも要チェックです。
あとがき
冷凍庫の中でアイスだけが溶ける…
そんな悩みにはちゃんと理由があります。
ちょっとした工夫で、
サクッと快適な冷凍生活が戻ってきますよ。
次にアイスを買ったときは、
ぜひベストポジションに置いてみてくださいね。
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