いつもの粉チーズをレンジに入れたら…
「チーズのようにとろける?」なんて思ったこと、
ありませんか?
今回は
粉チーズがどう変化するか
を実験しつつ、
ピザ用チーズとして代用できるかを徹底調査しました!
料理も楽しくなる工夫を交えながら、
乾燥チーズの使い道を
やさしく紹介します。
粉チーズってどんなタイプ?
粉チーズとは
脱水された熟成チーズや加工チーズが粉状になったもの。
水分が少なく
サラサラしているため、
保存性が高いのが特徴です。
✔ Check Point
パルメザンなど熟成タイプが多い粉チーズ
はしっかり乾燥していて
サラサラした状態です
電子レンジでどうなる?
① 30秒加熱してみた
粉を平らな皿にのせ
600Wで30秒加熱すると…
油がじゅわっと滲んで
表面だけがしっとりしました
② さらに60秒加熱
合計90秒の加熱で
表面が少し固まり
ざらっとした質感に変化
つまり粉チーズは
はっきりと溶けて伸びるタイプではないことがわかります
💡 加熱によって油分が分離しやすくなるため
「ジュワッ」とした触感になります
ピザ用チーズに代用できる?
① 粉チーズに必要なものとは
ピザには
伸びる水分と乳化性が重要
しかし粉チーズは
水分や乳化性がほとんどないため
そのままでは伸びないのが現実です
② パルメザンピザを焼いたら?
パルメザンだけで焼いた実験では、
表面は香ばしくても
どろ〜んと伸びる感じはなく、
噛みごたえ勝負の仕上がりになりました
粉チーズの活用アレンジを考える
粉チーズは
そのままでは溶けませんが
別のチーズと合わせると、
おいしさが広がります
① ミックスチーズと組み合わせ
モッツァレラやチェダーなどの
ミックスチーズをメインに使い、
最後に粉チーズをふりかけます
焼き上がりには
香りとコクがプラスされ
伸び感は損ないません
② 牛乳やクリームで少し柔らかく
粉チーズに
少量の牛乳や生クリームを混ぜると、
少しだけ乳化効果が生まれます
ただしいきなり大量投入すると
ピザ生地が水っぽくなるため
少量ずつ調整が肝心です
③ 二度焼きで香りアップ
通常の焼き工程に加えて
焼き上がり後にトースターで軽く焼くと、
粉チーズの香りがグッと際立ちます
ミックスチーズと粉チーズの比較表
項目 | ミックスチーズ | 粉チーズ |
---|---|---|
伸びやすさ | ◎ とろけて伸びる | △ 溶けず油だけ出る |
香り・風味 | ○ バランス良し | ◎ 高い香りとコク |
仕上がり印象 | ◎ 見た目も◎ | △ ザラザラ感あり |
✔ Check Point
粉チーズは溶けず、
香りや味のアクセントに最適
おすすめアレンジ3選
① ホワイトソースのコクアップ
ルーやホワイトソースに粉チーズを混ぜると
コクと風味がUPします
② グラタンやドリアのトッピングに
耐熱皿にかけて軽く焼き目をつけると、
香ばしく仕上がり
食欲をそそります
③ チーズディップの香り付け
クリームチーズやヨーグルトに
粉チーズとオイルやハーブを加えることで、
簡単におしゃれなディップが完成
まとめ
粉チーズは「溶けないチーズ」ではなく、
調味料級の万能食材。
おうちごはんをちょっとグレードアップできる存在として、
ぜひ活用してみてくださいね!🧀
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