韓国料理によく使われる調味料
「ダシダ」。
最近は日本のスーパーや
ネットでも手に入りやすくなり、
気になっている方も多いのではないでしょうか。
でも実際には…
「どんな味?使い道ある?」と
疑問に感じている方も多いはず。
このページでは、
ダシダの味の特徴や種類、
そして家庭での活用レシピまで
やさしくご紹介していきます。
ダシダとは?韓国発のうま味調味料
ダシダは、
韓国の調味料メーカー「CJ」が販売している
粉末タイプのうま味だしです。
読み方は「다시다(dashida)」。
韓国語で「もう一度(다시)」という意味に由来しています。
和風のだしの素よりも、コクが深くてパンチのある味わいが特徴です。
ダシダの味は?
代表的なのは
牛肉のうま味ベースの「牛肉ダシダ」。
味の特徴は
甘みと塩気がしっかりあるタイプで、
にんにく・玉ねぎ・ネギなどの香味野菜の香りも感じられます。
香ばしくて、濃いめの和風だしと
中華だしの中間のような味わい。
✔ Check Point
「味の素+にんにく風味+牛肉だし」
のようなイメージが近いかもしれません。
ダシダの種類は?
ダシダにはいくつかのバリエーションがあり、
料理に合わせて使い分けられます。
種類 | 特徴 |
---|---|
牛肉ダシダ | 代表的なタイプ。 にんにくと玉ねぎの風味が効いている。 |
いりこダシダ | 韓国風の煮干しだし。 和食にもよく合う。 |
アサリダシダ | 海鮮系のスープや炒め物向き。 |
このように、種類によって
味わいも使い方も少しずつ異なります。
牛肉ダシダ以外はやや流通量が少ないため、
ネット通販が便利です。
ダシダを使ったおすすめレシピ
ここからは、
実際にダシダを使った料理をご紹介します。
どれも家庭にある材料+ひとさじのダシダで、
ぐっと深みのある味わいに。
① ダシダでコクうま韓国風わかめスープ
シンプルだけど癖になる味。
ごま油×ダシダの組み合わせが
なんとも言えない香りです。
材料(2人分)
- 乾燥わかめ…大さじ1
- 水…500ml
- ダシダ(牛肉)…小さじ1〜1.5
- ごま油…小さじ1
作り方
① 乾燥わかめを水で戻し、軽く絞る
② 鍋に水・わかめ・ダシダを入れて火にかける
③ 沸騰したら、ごま油を回しかけて完成
お好みで仕上げに白ごまやねぎを加えても美味しいです。
② ダシダで炒め物!甘辛チャプチェ風
春雨と野菜の甘辛炒めに
ダシダを少量加えると、うま味がぐっとアップ。
材料(2人分)
- 春雨…50g
- にんじん・ピーマン・玉ねぎ…各適量
- 牛肉(または豚肉)…80g
- ダシダ…小さじ1
- しょうゆ・砂糖…各小さじ1
- ごま油…小さじ1
作り方
① 春雨は戻しておく
② 野菜と肉を炒め、火が通ったら春雨を加える
③ 調味料とダシダを加えて炒める
具材や味つけは好みでOK。
オイスターソースを少し足すのもおすすめです。
③ おにぎりにもダシダ!混ぜるだけ簡単ご飯
ご飯に混ぜるだけで
ほんのり香ばしいおにぎりが完成。
炒めなくても、
ダシダだけで味がまとまります。
作り方(1合分)
① ご飯にダシダ小さじ1/2をふりかける
② お好みでごまや青のりを混ぜる
③ 軽く握って完成
冷めても美味しく、
お弁当や夜食にもぴったりです。
どんな料理と相性がいい?
ダシダは基本的に
だしを使う料理全般に合います。
和食だけでなく、
中華・韓国風にもよく合います。
- スープ・鍋・味噌汁
- チャーハン・焼きそば
- 炒め物・煮物
少し入れるだけで味が決まりやすいので、
料理初心者にも嬉しい調味料です。
ダシダを使うときの注意点
とても便利なダシダですが、
使いすぎには少し注意が必要です。
味がしっかり濃いめなので、
入れすぎると塩気が強くなったり
味がまとまりすぎてしまうこともあります。
⚠ 注意
初めて使う場合は
少量から味見しながら調整しましょう。
また、他のだし系調味料(顆粒だし・中華だしなど)との
重ね使いも塩分が高くなりやすいので控えめに。
保存方法と保存期間
開封前であれば
常温保存が可能です。
ただし、開封後は
湿気を避けて密閉保存がおすすめ。
保存のポイント
① 袋のままならチャックをしっかり閉めて
② 別容器に移すなら乾燥剤も一緒に
③ 直射日光・コンロ周りは避ける
④ 開封後は冷蔵庫に入れてもOK
開封後はできるだけ
2~3か月以内に使い切るのが安心です。
ダシダは日常ごはんの“ひとさじ名脇役”
韓国発のうま味調味料ダシダは、
一見クセがありそうでいて
実はどんな料理にもなじみやすい万能アイテム。
スープ、炒め物、おにぎり…
和洋中問わず活用できるので、
ひとつ常備しておくととても便利です。
「いつもの味に少し深みがほしい」と感じたとき、
ぜひダシダを思い出してみてください。
ふだんのごはんが
ちょっと嬉しく感じられる、
そんな“ひとさじ”になるかもしれません。
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