鯖缶って手軽で便利だけど、
骨が気になるという声、
けっこう多いんです。
そのまま食べられるとはいえ、
「口に残る感じがどうしても苦手…」
という方もいますよね。
今回は、そんなお悩みのある方に向けて
鯖缶の骨の簡単な抜き取り方と、
骨なし商品の選び方をご紹介します。
鯖缶の骨ってそもそも食べられる?
市販されている鯖缶の骨は、
基本的にやわらかく調理されているので、
そのまま食べても大丈夫な作りになっています。
ですが…
食感や口あたりに敏感な方にとっては、
ちょっとした違和感がストレスに。
そんな時は無理せず、取り除くという選択肢もOK。
鯖缶はメーカーごとに骨のやわらかさが異なります。一度開けて中を確認するのも◎。
鯖缶の骨を上手に取り除く方法
骨が苦手な方には、
開けた後に“ひと手間”を加えるのが安心。
手順① 中身を皿に取り出す
鯖缶の中身を清潔なお皿に移すことで、
見やすく&取りやすくなります。
身を崩さないように、
スプーンなどでそっと取り出してください。
手順② 骨の場所をチェック
一般的に多いのは次の2か所。
部位 | 特徴 |
---|---|
背骨(中央) | 1本まっすぐ、太めで見つけやすい |
肋骨(横方向) | 細かく複数。身に埋もれていることも |
身を大きく崩さないように、
端から少しずつほぐしていくのがコツです。
スプーンの背を使って押し出すと、
骨だけスッと取り出せます。
手順③ 骨を取り除いたら、味を整えて
身を崩しすぎた時は、
ポン酢や梅肉、しょうがなどで
味を軽く整えると美味しさもアップ。
骨を取った鯖缶、どう食べる?
骨を取り除いたあとでも、
鯖のうまみはしっかり残っています。
崩れた身でも、おいしくアレンジ可能なので
無駄なく使いたいですね。
① 混ぜごはん・おにぎりに
温かいごはんに鯖缶の身を混ぜて、
ごま・大葉・醤油少々で味付け。
骨の食感がないぶん、
おにぎりや子どものお弁当にも使いやすいです。
② そぼろや和え物にも
マヨネーズと醤油で和えるだけで、
パンやサンドイッチにも◎。
ポテトサラダの具材として入れても違和感なしです。
③ 汁を活かしてスープや煮物に
残った汁も、
だし代わりにスープや味噌汁にすると
旨みがしっかり出ます。
汁を使うときは味付けの濃さに注意!
しょうゆや味噌は控えめでOK。
そもそも「骨なし鯖缶」ってある?
最近では、
骨なしタイプの鯖缶も
少しずつ増えてきました。
「骨が苦手」という声を受けて、
あらかじめ骨を取り除いてから缶詰に加工した
製品も登場しています。
どこで手に入る?
骨なし鯖缶は、
業務スーパー・生協・ネット通販などで見かけることが多いです。
パッケージに
「骨なし」「お子様にも安心」と書かれているものが目印。
「骨までやわらかく煮ました」タイプは骨入りなのでご注意を。
骨なし鯖缶のメリット
・時短で使える
・子どもや高齢の家族にも使いやすい
・身だけで使えるので見た目もきれい
とはいえ、
「味の濃さ」「脂ののり」はメーカーによって違うので、
いろいろ試してみるのがおすすめです。
⚠ 注意
骨なしといっても小骨が残る場合も。
食べる前に軽く確認を。
おすすめの「骨なし鯖缶」はコレ
「骨を取るのは面倒だけど、
やっぱり鯖缶は使いたい!」
そんな方に向けて、
手軽に買える骨なしタイプの鯖缶を
いくつかご紹介します。
① マルハニチロ「さば水煮 食べやすい骨取りタイプ」
大手ブランドから出ている安心のシリーズ。
骨を丁寧に除去してから缶詰にしているので、
開けてすぐ使えます。
② はごろもフーズ「さばで健康 食塩不使用(骨取り)」
減塩に配慮したい方向けのタイプ。
余計な味付けがないぶん、
料理のアレンジがしやすいです。
③ 無印良品「骨取りさばの味噌煮」
無印ファンに人気の缶詰。
素材と味のバランスがよく、
ごはんのお供にもぴったり。
骨なし鯖缶は店頭よりネット通販のほうが品揃え豊富なことも。
骨が苦手でも、鯖缶は使える
「骨が気になるから鯖缶は使わない」。
そう思っていた方も、
ちょっとの工夫や商品選びで
ぐっと使いやすくなることがあります。
手間をかけたくないときは
骨なしタイプを選ぶだけでも
日々の料理が快適になります。
あとがき
鯖缶は、忙しい日にも助けてくれる
頼れる保存食品のひとつ。
骨が苦手な方にとっては
ちょっとしたハードルかもしれませんが、
取り方を知っておく・骨なしを選ぶ
それだけで、もっと自由に使えるようになります。
食のある暮らしの中で、
“自分にとって心地よい方法”を見つけて
楽しく美味しく付き合っていきたいですね。
骨なし缶をストックしておくと、
非常時の食事やお弁当づくりにも便利です。
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